2026.07.10
祖父母には、どこまで話す?
なぎです。今日も来てくれてありがとう。
今日は、子どもから見ておじいちゃんおばあちゃんが、不登校についてどう感じているのかな、っていうお話をしてみたいと思います。身近な人にどこまで話すか、っていうのは、けっこう悩ましいところだったりしますよね。
夫の両親には、言っていない
まず、夫側の両親は、私たちが住んでいるところから少し離れた県外にいて、会うのも年に数回、2、3回くらいの距離なんです。だから、子どもが学校に行っていないことは、伝えていません。
隠しているわけではないんです。ただ、言っても、心配だけかけさせちゃうかなあ、って。長期の休みに子どもだけ預かってもらうことはあるけれど、学校がある日に日常的に預けることはほぼないので、わざわざ言う必要はないかな、っていう判断でいます。
そのかわり、育てるのがなかなか難しいなあ、っていう愚痴みたいなものは、帰省したときによく聞いてもらっているかな。うちの子はけっこう神経質な子だから、そういう話をね。私と義母がとても仲が良くて、夜、子どもたちが寝て、夫が飲んでへべれけになって先に寝ちゃったあとに、待ち合わせしているわけでもないのに、リビングでよく話すんです。近況とか、親戚関係の話とか。義母がすごく夜に強い人で、夜中の1時、2時くらいまで、何をするでもなく、お茶を飲みながら話したりして。
お野菜が届いたら「届いたよー」って電話して、そこからまた2、30分話したりね。仲はいいんです。いいんだけれど、だからこそ負担はかけたくないな、っていう気持ちがあって、不登校のことはあまり話さないようにしている。うまく言えないけれど、そういう距離の取り方もあるんだよなあ、って今は思っています。
私の両親は、荒れているところも知っている
一方で、私の両親は同じ県で、車で30分くらいのところに住んでいます。だから、子どもが荒れているところも、私にすごく反抗的なところも、その場面に出くわしたことがあって知っているんです。この子はちょっと育てるのが大変そうだ、って認識してくれているみたいで。だから学校に行けていないことも、はっきり伝えています。
不登校になって数か月、まったく学校に行けなかった時期は、家の中がすごくギクシャクしていて。私自身もまだ不登校を受け入れられていなくて、一番辛かった頃だったなあ。ギャンギャン言う子どもの対応に本当に疲れてしまって、もうちょっと離れたい、って思ったこともありました。そういうやりとりも両親は見ているので、1週間くらい、両親に預けて見てもらったこともあるんです。
そのとき、学校について触れないでね、って一応伝えたんですけど、たぶん伝えなくても両親は何も言わなかったと思う。学校に行く行かないは口に出さないでもらって。ただ、ぐだぐだ過ごすのは学校に関係なく体に良くない、って思ってくれているので、朝は普通に起きてご飯を食べて、公園に行ったり散歩したり、日の光を浴びようって、あちこち連れて行ってくれたみたいです。
うちの母って、常識とか人に対して厳しい面もあるんだけれど、学校に行く行かないみたいなことには、なんだか不思議とおおらかで。私自身が中学生くらいから友達の家に泊まりに行ったり、高校生になったらオールして制服のまま登校したり、ずいぶん心配させたんですけど、それを受け入れるような母だったんですよね。子どものやりたいことは尊重してくれる。
責めない人がいるだけで、救われる
だから、孫の不登校についても、私の考えを尊重してくれています。実際どう思っているかはわからないけれど、「学校に行かせないの?」みたいなことは一切言ってこない。もしここで「あなたどうすんの、こんなに甘やかして」なんて言われていたら、私、どうなっていたんだろう、って思います。本当にありがたい環境だなあ。
子ども自身もすごくおばあちゃん子で、私より祖母のほうが好きって言うときもあるくらい。そんなに物を買い与えるタイプじゃないんだけどね、やっぱり好きみたいです。父のほうは「おい、ちょっと大丈夫か」って思っているのが雰囲気で伝わってくるけれど、たぶん母に「ナギに余計なこと言っちゃダメよ」って釘を刺されているんだろうな。会っても咎められることはなくて、「最近どう、学校」くらいは聞かれるけど、それ以上は深掘りしてこない。とても助かっています。
理解まではなくても、咎めたり言及したりしてこない人がそばにいるだけで、本当に救われるんですよね。それに、子どもの面倒を見てくれる大人が私以外にいるっていうのも、恵まれているなあ、と思います。ありがたいです。
皆さんは、身近な人にどこまで、どんなふうに話をしていますか。では、今日はここまで。またね。