2026.07.11
他人の脳みそを借りるって、こういうことかも
なぎです。今日も来てくれてありがとう。
今日は、私が住んでいる自治体にある「教育支援センター」という施設のお話をしていきたいと思います。なんで通い始めたのかとか、通ってどうだったかとか、そんなことをぽつぽつと。
「相談できる場所」を探していた、あの頃のこと
教育支援センターって、多分本当に自治体によって全然違うと思うんです。私の住んでいる市では、小学生以降のお子さんを対象に支援をしてくれる場所があって。不登校もそうだし、勉強がついていくのが難しいとか、そういった相談にも乗ってくれたり、発達検査を受けられたりする場所なんですね。
この場所を知ったのは、実は今回の不登校よりもずっと前のことでした。子どもが就学前、年長さんの頃、結構荒れていた時期があって。私が手に負えなくて、市のいろんなところに相談をしていたんです。市役所の中の課に連絡してみたり、育児相談みたいなキーワードで調べてみたり。そうしたら本当にたくさんの相談窓口があって、その中の一つに教育支援センターがあると知りました。
あの頃は、とにかく必死だったなあと思います。「どこかに、話を聞いてくれる場所はないか」って、手当たり次第に探していて。私の市では対象は小学生以降なんだけれど、もう就学直前だったから見てもらえることになって、発達検査も割とすぐに、1ヶ月も待たずに受けさせてもらえました。今思うと、あのとき動いてよかったのかもしれません。知っている場所が一つあるだけで、今回もまた頼ることができたから。
ただ話すだけ、なのに
今回、不登校になって、また相談に行き始めました。今は月1回、1時間くらい。行くと、まず私と子どもと、向こうは2名の担当の先生がついてくれて。最初はアイスブレイクじゃないけれど「暑いね」なんて話をして、その後は母子分離という形で、それぞれ別の場所で先生とお話をします。
子どもがどんな話をしているかは、正直あんまりわからないんです。でも分離の時間が終わったら、また4人で集まって、本人が「親に言っていいよ」と思ったものだけ共有してくれる。子どもはおもちゃで遊びながら話しているみたいですね。私のほうは、最近困っていることとか、別室登校には行けてるけど家では荒れてる、とか、そんな相談をしています。
正直に言うと、「ただ話すだけで何になるんだろう」って思ったこともあったんです。解決するわけじゃないし、って。でも、毎回そこで出てきた話題を「学校に伝えていいですか」って確認してくれて、教育支援センターと学校が裏で連携して対応してくれる。私が都度都度自分で言わなくても、間に立ってくれる人がいる。それだけで、肩の力がふっと抜けるんですよね。
それに、担任の先生でもスクールカウンセラーさんでもない、また別の教育の専門家の視点があって。話す人が多ければ多いほど、違う視点が得られる気がします。同じ人間だけど、一つの出来事に対して、こんなに違う捉え方があるんだって。「他人の脳みそを借りる」なんて言い方をするけれど、本当にそんな感じで、ただ話すだけなのに気づきが毎回多いんです。
知っておくだけでも、少し楽になるかもしれない
担当してくれているのは、私より年代が上の男性の先生なんですけど、その方が「学校は行くもの」っていう考えではなくて。すごく、なんだろう、考え方が柔らかいなあって思うんです。私は結構、平成から考え方がアップデートできていなくて。先輩なのに、見習いたいなあって思いますね。
この教育支援センター、本当に自治体によってさまざまで。そんなセンターないっていうところもあるらしくて。一時期入っていた育児系のオンラインコミュニティで「教育支援センター行ってるんだ」って話したら「え、何それ?」って言われたこともありました。方針も、何をしてくれるかも、ところによって全然違うんだと思います。ちなみに私の市では、使いたいとなったら担任の先生に相談して、教頭先生からセンターに打診してもらう、学校経由の申し込みという形でした。
あなたの住んでいるところには、どんな居場所がありますか。センターじゃなくても、市役所の子育て相談だったり、何かしら窓口はあると思うんです。よくわからなかったらわからないで、「子育てで相談したい」って言ってみてもいいかもしれません。知っておくだけでも、気持ちが楽になることって、あるかもしれないから。
では、今日はここまで。またね。