2026.07.11
切っても、また根を出す。植物と私
なぎです。今日も来てくれてありがとう。今日はね、子どもの不登校のことは一旦そっと置いておいて、私自身の趣味について話してみようかなと思います。
どこか冷めた人間の私が、時間を忘れられること
趣味って言っても、実は私、今まであんまり熱中したっていう経験がないんですよね。学生時代を含めて、負けず嫌いだからスポーツはやっていたし、練習も頑張ったこともあるけど、どこか冷めているというか。今で言う推し活みたいな、「この人さえいれば」「尊い」みたいな感覚も、正直よく分からなくて。以前、推しがいる方とお話ししていて、お財布事情に関係なくライブに行っちゃう、みたいな話を聞いたときも、「私にはそういうのないなあ」って思ったんです。
没頭するっていう感覚も、あんまりなくて。仕事だと休憩を取るのが下手で、きりのいいところまでって思っているうちに、気づいたらお昼で午前中一度も席を立たなかった、なんてことはあるんだけど。でもそれは好きなことに没入しているっていうのとは、ちょっと違う気がして。
そんな冷めた私が、最近やることに抵抗がなくて、時間を気にせずやれているのが、庭の植物なんです。すごくこだわって高い植物を買うとか、そういうのではなくて。本当に地味に、こつこつやっています。
切り口から、また生きようとする力
花や葉っぱの色味をきれいに揃えて植える方もいて、すごいなあって思うんですけど、私はどうやら別のところが好きみたいなんです。それは、循環というか、命がつながっていく感じ。
たとえば多肉植物や挿し木。切った枝や茎をそのまま土や水にさしておくと、切り口から根っこを出す植物があるんですよね。すごいと思うんです。人間だったら、ちょっと黒い言い方かもしれないけど、手でも指でも切り落としたらもう生えてこないじゃないですか。でも植物は、バツッと切られた後でも「まだ植物でいるぞ」って、自分が生きるために必要な根っこをちゃんと生やして、まだまだ生きようとするんです。
母からラベンダーをちょいっと取って、少しお世話をして発根させて土に埋めて、みたいなこともしていて。循環というより、命をつなぐみたいな、そういう植物との関わりが好きなんだなあって。
多肉も最近すごく好きで、無限に生えてくるんですよ。少し前に、おばからもらった多肉を茎の根元でパツッと切って寄せ植えを作ったんですけど、その切り口からちびちび、赤ちゃんみたいに新しい多肉が生まれてくるんです。その生命力に触れるのが、すごく好きだったりします。
巡っていくものが、私は好きみたい
ちょっと前までは、冬になったらパンジーやビオラ、夏に向けてマリーゴールド、みたいに季節ごとに植えるものを変えていました。でも最近は、自分がこういうつながりみたいなものが好きなんだって分かってきて。何年も咲き続ける多年草を選んだり、知り合いからもらって少しずつ増やしたり、そういう楽しみ方に変わってきました。
うちの庭は、実は土がなくて全部砂利敷きなんです。だから砂利の上にプランターを置いて楽しんでいる感じ。そのプランターに使う土のためと、あとゴミを減らしたいっていう思いもあって、この夏からコンポストを本格的に始めました。不織布のバケツみたいなものを庭に置いて、野菜の生ゴミを入れてよく混ぜて、微生物に分解してもらうんです。気温が高いからか分解が早くて、全然臭くない。なんなら普通のゴミ箱のほうがよっぽど臭いくらいで。土のいい香りがしています。その土でまた植物を育てていく。やっぱりこの巡る感じが、私は好きなのかなって思います。
土いじりは暑いけど、楽しいです。水やりのときなんて、可愛くて仕方がないんですよね。ふふ。
あなたには、遠回しにしている好きなこと、好きだったことはありますか。今日はここまで。またね、おやすみなさい。