2026.09.12
カレンダーから、あの予定を消した
なぎです。今日も来てくれてありがとう。
うちの子は小学校の高学年で、今、学校を休みがちなんです。近々、宿泊学習があるんですけど、たぶん行かないだろうなと思っていて。年度始めにスケジュールをバーッといただくから、その予定を事前にネットのカレンダーに登録していたんですね。でも、通知が来るのもなんだか嫌だし、思いきってその予定を消してみたんです。今日は、そのときの話をしてみたいなと思います。
「行っちゃえば」の重さ
もともと、周りの大人はみんな、たぶん行かないだろうと思っていたんです。私自身も、行けないだろうなと思いつつ、あんまり態度には出さないようにして過ごしていて。行かなくてもいいよね、みたいな流れになっていました。
でも本人の方から、スクールカウンセラーさんに「教室に行くことをチャレンジして、宿泊学習に参加したい」みたいな話があったそうなんですね。私はその場に同席はしていなかったんですけど。それで先生の方も、もしかしたら行ける可能性があるかもと思われたみたいで。
うちの子は普段、教室に入りにくい子たちが通う別室の方に通っていて、担任の先生が空いた時間に顔を出してくださるんです。でもその顔を出すたびに、いつ教室にチャレンジするとか、何時間目のどの科目で行ってみるとか、ほぼ毎日言われるようになったみたいで。先生は先生で、ご自身の役割をちゃんとされているだけなんですよ。そうなるのは当たり前だと思う。でも、本人にとってはすごくプレッシャーになってしまって。ここ数日は、その別室登校すらできなくなってしまいました。
本人に聞いたら、促されるのが嫌だって。そして、言われて「結構です」って断ること自体も嫌だし、みんなの期待を裏切るみたいなことも嫌みたいなんですね。みんな、自分が宿泊学習に行くと思ってるんじゃないか、って。「そんなことないよ」って言っても、本音と建前みたいなものもだんだん分かってきているので、「口ではそう言ってるけど、本心では行ってほしいんでしょう」って感じているみたいです。
スクールカウンセラーさんから担任の先生にも伝えてくださって、ここ数日はプッシュしていないはずなんです。でも、学校の外にも、就学後の子どもの相談を受ける機関が自治体にあって、月に一回くらい面談しているんですけど、そこの先生からも先日「行っちゃえば」って軽く言われていて。だから本人は、周りの大人みんなが期待してるって、どうしても思ってしまうみたいなんですね。
情報を、与えないでくれとも言えなくて
私自身は、あとわずかでそのイベントがありますけど、全く何も準備していないんです。そんなに買い足すものもないし、前日の夜でもやろうと思えば準備はできるので。日によって違うんですけど、「行けないなら行けないでしょうがないよね」って、本当に心底から思っているときもあるんです。そこが伝わればいいなと思うんですけど。
でもね、気持ちがどうしても揺らぐときもあるんですよ。別室登校は送り迎えが必要だから、教室の前まで行ったときに、たまたま同じ学年の子を見かけたりすると、すごく楽しそうにしていて。やっぱりあのイベント、楽しみなんだろうなって思って、落ち込んだりすることも正直あって。
だから、カレンダーから予定を消してみました。リビングの紙のカレンダーにはもともと学校の行事は書いていなくて。かけたタイミングからもう不登校だったから、なんだか書く気にならなくて。でもネット上のカレンダーには一応記載していたんです。そうしたら、何か予定を足したり消したりするたびに、あの宿泊のイベントが目に入ってきてしまって。そこに気を取られてしまうんだったら、もういっそ消しちゃえと思って。
でも、日付はバッチリ覚えてるし、何時に行って何時に帰ってくるのかも、だいたい頭に入っちゃってるんですよね。行くとしたら、こういう流れで行くんだな、って。「うち行かないから、もう情報を与えないでくれ」なんて学校に言うのも変だし、まぐれのまぐれで行く可能性もなきにしもあらずだから。だから説明会も参加したし、書類も手元にあって。でもその書類はどこかに眠らせておいて、イベントが終わったら破棄すればいい。あとはカレンダーだけ消して、時が過ぎるのを待つだけかな、って。
きついと思ってる私に、蓋をしない
別室登校に行かなくなる前は、本当に「宿泊学習に行かなくていいや」って、自分に嘘なく思えていたんです。でも近づいてきて、本人も不安定になってきて、休みも増えてきて。そうなると、どうしてもあのイベントを意識せざるを得なくて、気になって気になって。
外で子どもが遊んでるのを見ると、「うちの子は一つ思い出を作ることができないんだ」「他の子よりも思い出が足りないんだな」って、ここ何日かは思うときもあって。きついですね、やっぱり。
でも、きついと思ってるってことを、ちゃんと受け止めていこうと思うんです。きついと思ってる私に、絶対そこは蓋をしないで、ちゃんと認識する。100人が100人、全員イベントを楽しいと思うわけじゃないのは分かってる。分かってるけど、自分の子ども時代と比べると、楽しみでしょうがなかったし、帰りのバスがすごく憂鬱だったくらいで。だから、なんで行かないの、って思っちゃうときもあるけど。
でも、これは自分のことじゃないんですよね。そう思い直して、でも感情はちゃんと認識して。この波を、真正面からぶつかるでもなく、ゆらゆらゆら乗りこなしていこうかなと思います。
予定を消すの、なんだか悲しいですね。複雑です。でも、今日のところは、ここに置いていきます。
では、今日はここまで。またね。
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