おとなりの不登校

一つの曲に、涙がこぼれた日

信号で、涙がこぼれた

今日はね、市役所に行く用事があって、車を運転していたんです。車内でよく聞いている曲が流れてきて。何度も聞いてるお気に入りの曲なんですけど、今日は改めて歌詞が、ポーンって私の脳内に入ってきたんですよね。

私、歌うことがすごく好きで、車では結構大声で歌ってるんです。でも、あんまり意味を捉えずに聞いてることが多くて。メロディーが来たからこの単語を発する、みたいな感じで、言葉を理解しないまま歌ってることが多いんですよね。

なのに今日は、歌いもせずに、特に落ち込んでる日でもないのに、ふとした時に「あなたに会いたくて生まれてきたんだよ」とか、「尊いんだよ」っていうところが、こう、すっと入ってきて。泣きながら運転してました。信号で止まった時に曲が終わっちゃいそうで、リピート再生したいって操作してたら、信号が青になってて。後ろの車にパーって鳴らされて、あ、ごめんなさい、って。よくないですね、気もそぞろになっちゃうのは。運転中は危ないので、ちゃんと集中しないと、なんですけど。でも気持ちは、ずっと違うところに行っちゃってました。

いいも悪いもないんだよな

その歌を聴いて思ったのは、あんまり物事に、いいも悪いもないよなあ、ってこと。例えば性格とかも、外交的な人はいい性格だねって言われがちで、内向的な人はちょっと暗いとか、人間として価値が低いみたいに、外交的な人がもてはやされる世の中だと思うんです。でも、どっちにもいい面と悪い面があるから、そういうのもないよな、って。

性格だけじゃなくて、何事においても、いい悪いって自分の判断基準で決めがちだけど、いいも悪いもなくて、ただただ尊いんだよ、っていうところを、すごく感じたんですよね。

帰宅してからも、何度もミュージックビデオを見ていて。コメントも読んでいたんです。学校でいじめられていてとか、病気があちこちに転移していてとか、それでもこの曲を聴いて希望を見失わないで生きていたいとか。もうご家族が亡くなっていて悲しい状態だけど、希望がもらえたとか。シングルマザーで自分がうつ状態で、どうやって子どもを食べさせていったらいいんだろう、とか。いろんな環境や背景を持った方が、コメントされていました。

辛かったら、それは大きい悩み

それを見て、私の目下の悩みは、やっぱり子どもが学校に行かないことで。コメントされてる方たちの悩みからしたら、ちっぽけだよな、って一瞬思ったんです。こんなちっちゃいことで悩んで、って。

でもね、悩みに大きいも小さいもないよな、って思い直しました。だって辛かったら、それはもう大きい悩みなんだよ、って。大事な子どもがいて、その子が苦しんでいて、それをそばで見ていて辛いって思った。それはもう、大きい悩みだよな、って。

人間って、自分の経験でなんでも判断するよなあ、と思うんです。それでしか判断できないから当たり前なんだけど。だから改めて思ったのは、自分の辛いものは辛いって思っていいし、他の人の辛さを自分の物差しで勝手に測って、それは辛い、それは辛くない、って判断してはいけないな、ってこと。意味がないことだし。

体力だって一人ひとり違うから、体力おばけみたいな人からしたら、なんでこんなことで疲れるの、っていう人もいるし、生まれつき病弱な人なら、ものすごく辛いことかもしれない。その時その時の状態になりようがないんだから、他人の評価って無意味だし、邪魔だな、なんて思っちゃいました。

ただただ尊いし、本人が辛いって思ったら、それは辛いことなんだ、それでいいんだよ、って。一つの曲から、こんなにいろいろ得られるって、自分でもびっくりしました。でも、いい出会いだったなあって思います。わー、ぐっとくる、みたいなのがあったら、ぜひ教えてくれたら嬉しいです。では、今日はここまで。おやすみなさい。

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